男性の目と眉毛の理想的な距離はどのくらい? 距離を近づける方法も紹介

男性の目と眉毛の理想的な距離はどのくらい? 距離を近づける方法も紹介

眉毛は顔の印象を大きく左右するパーツです。眉毛の形はもちろんですが、目と眉毛の距離が少し違うだけで、顔の印象は大きく変化します。男性の目と眉毛の距離は、どの程度が理想的なのでしょうか。

本記事では目と眉毛の距離による印象の違いや距離ができる原因や与える印象、平均的な距離や理想の距離について解説します。目と眉毛の距離を近づければ、目元の印象が強くなる他、小顔に見える効果も期待できます。目と眉毛の距離を近づけるマッサージやセルフケア方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

目と眉毛の距離による印象の違い

まずは目と眉毛の距離によって、どのように印象が変わるのかを見ていきましょう。

目と眉毛の距離が近いと、欧米人のように彫りが深く見え、目力のある印象になります。キリッとした凛々しい目元になるため、力強さを感じさせるでしょう。顔全体のパーツがまとまって、小顔効果も得られます。横から見た際も凹凸がはっきりしやすいので、どこから見ても整った印象になりやすいです。

一方、目と眉毛の距離が遠いと、穏やかで優しい印象になります。人によっては童顔に見えるケースもあり、若々しい印象を与えられるでしょう。ただし、目と眉毛の距離が遠過ぎると、顔が平面的に見え、のっぺりとした印象になりやすいです。

目と眉毛の間に距離ができる原因

どうして目と眉毛の間に距離ができてしまうのでしょうか。

一般的に一重まぶたの方は、二重まぶたの方よりも目と眉毛の間に距離ができやすいとされています。一重まぶたの場合、二重まぶたの方に比べると目が小さく見え、目元に立体感があまり感じられない傾向にあります。そのため、実際は同じ程度の距離だとしても、二重まぶたの方よりも距離があるように感じられる可能性が高いです。

また骨格や元々の眉毛の位置などの影響で、目と眉毛の間に距離ができてしまう方も少なくありません。

目と眉毛の間に距離がある場合の印象

目と眉毛の間に距離がある場合の印象を、より詳しく見ていきましょう。

柔らかい印象

目と眉毛の間に距離がある場合、顔全体が柔らかい印象になりやすいです。

親しみが感じられる印象になるため、安心感をおぼえさせるでしょう。穏やかで優しい雰囲気になるので、周囲の方からも好印象を持たれやすいです。

頼りない印象

目と眉毛の間に距離がある場合、柔らかい印象になる一方で、頼りない印象を与えてしまう可能性もあります。

目と眉毛の距離があると、顔全体がぼんやりとして見えてしまいがちです。目と眉毛の距離が近くシャープな印象を感じさせる方と比べると、やや頼りなく見えてしまうかもしれません。

男性の平均的な目と眉毛の距離

日本人男性の平均的な目と眉毛の距離は、1.5~2cm程度といわれています。骨格や目の形などによって、個人差はありますが、比較的目と眉毛の距離が離れている方が多いです。

欧米人の場合、骨格や目の形などで目元に立体感があるため、目と眉毛の距離はアジア人よりも近く見える傾向にあります。

男性の目と眉毛の理想的な距離

男性の目と眉毛の理想的な距離
では、男性の目と眉毛の理想的な距離はどの程度なのでしょうか。

一般的に男性の目と眉毛の理想的な距離は、1〜1.5cm程度とされています。顔の好みは人それぞれですが、前述した平均的な日本人男性の目と眉毛の距離より近いと彫りが深く見えるため、イケメンであると感じる方が多いようです。

目と眉毛の距離が1〜1.5cm程度の場合、目元の印象が強くなり、頼りがいのあるイメージになるため、ビジネスでも信頼感を与えられるでしょう。

目と眉毛の距離は近づけられる?

目の位置も眉毛の位置も生まれつき個人差がありますが、目と眉毛の距離はマッサージやセルフケアで近づけられる可能性があります。

マッサージとセルフケアで目と眉毛の距離を近づける方法をそれぞれ見ていきましょう。

マッサージ

マッサージで凝り固まった目元周辺の筋肉をほぐしたりむくみを解消したりすることで、目元がスッキリするので、目と眉毛の距離が近づいたように見せることが可能です。

以下の方法でマッサージをしてみましょう。

1.人差し指と中指を眉上の膨らみに当て、指で軽く引き上げる
2.反対の手の人差し指と中指を使い、円を描きながら引き上げた箇所を優しくほぐす
3.反対側も同じように行う
4.上まぶたの骨に沿って指を当て、軽く圧をかけながらほぐす
5.両手を軽く握って、第一関節と第二関節の間の平らな部分をおでこに当てる
6.おでこの中心から外側に向かって、小さく円を描きながらおでこ全体をほぐす

マッサージを一回したからといって、目元の印象が大きく変わるわけではないので、習慣にすることが大切です。ただし目元は皮膚が薄くデリケートなため、強く圧をかけ過ぎないようにしてください。

フェイスラインや首、鎖骨なども併せてマッサージすると、老廃物が流れやすくなるので、顔全体をスッキリとシャープな印象に近づけられるでしょう。

セルフケア

目と眉毛の位置を近づけたいなら、セルフケアで眉毛を整えるのも一つの方法です。セルフケアを行う際は、以下のアイテムを用意しましょう。

● 眉用ハサミ
● 眉用コーム
● 眉用シェーバー
● アイブロウペンシル

髪の毛が真っ黒な方でも、アイブロウペンシルはダークブラウンやダークグレーを選んだ方がナチュラルに仕上がります。ペン先が細いものを選ぶと、描きやすいです。

眉毛のセルフケアは、以下の手順で行っていきます。

1.アイブロウペンシルで理想の眉毛のアウトラインを描く
2.眉用コームで眉毛の流れを整える
3.コームを下から上に通し、アウトラインからはみ出した部分を眉用ハサミでカットする
4.コームを上から下に通し、3と同じようにする
5.コームを使って再度眉毛の流れを整え、余分な眉毛をシェーバーでそる
6.全体の形を整え、必要に応じてアイブロウペンシルで眉毛を描き足して、左右対称になるように仕上げる

アイブロウペンシルで理想の眉毛の形を描く際は、後述する「眉毛の黄金比」を参考にし、ご自身の目の形などとバランスを取ることがポイントです。

シェーバーを使って眉毛をそる際は、眉毛の下側はできるだけそのままにしましょう。眉毛の下側をそり過ぎてしまうと、目と眉毛の距離が開いてしまいます。またそり過ぎると、皮膚の下の毛が透けて青く見えてしまうことがあるので注意が必要です。

最後にアイブロウペンシルで眉毛を描き足す際は、力を入れ過ぎずに毛を一本一本描くイメージで仕上げましょう。多くの眉用コームは、コームの反対側がブラシになっています。アイブロウペンシルで描いた眉毛が濃くなってしまった場合は、ブラシを使ってぼかすと自然な印象になりやすいです。

眉毛の黄金比とは

眉毛の黄金比とは

前述した通り、眉毛をセルフケアで整える際は、眉毛の黄金比を意識することが大切です。以下を参考に、眉頭、眉山、眉尻、眉下の位置を決めて、理想の眉毛に仕上げましょう。

● 眉頭:小鼻の外側と目頭の延長線上
● 眉山:黒目の外側から目尻の間
● 眉尻:小鼻の外側から目尻の延長線上
● 眉下の角度:10度程度

バランスの取れた眉毛に仕上げるには、眉尻から眉山までの距離と眉山から眉頭までの距離を1:2にすることがポイントです。眉頭は、眉山よりもやや低い位置になるように仕上げると、バランスがより良く見えます。また顔全体のバランスを取るには、目頭から眉頭の距離が、顔の横幅の1/3程度になると良いといわれています。

人によってバランスが良く見える眉毛の位置は異なるため、黄金比を基に微調整してみてください。

【輪郭別】おすすめの眉毛の形

目と眉毛の位置は顔の印象を左右しますが、眉毛の形も顔の印象に大きく影響する要素です。ここからは顔の輪郭別におすすめの眉毛の形をご紹介するので、ご自身の輪郭に合う眉毛を見つける際の参考にしてください。

面長

顔の縦幅が長い面長の方は、眉山の角度を緩やかにすることで、縦長の印象を軽減できます。眉下を太めにして、目と眉毛の距離を近くすれば、目力がアップする他、小顔効果も得られるでしょう。

眉山の角度がない平行眉にしてしまうと、重めの印象になるので、ある程度眉山の角度を作ることがポイントです。眉尻をやや細くすると、顔全体がスッキリとした印象になります。

丸顔

顔全体がふっくらと見えがちな丸顔の方は、高めの位置に眉山を作ることで、顔の縦幅の印象が強くなります。眉山をシャープにカーブさせれば、丸みのある輪郭の印象が軽減され、顔全体がスッキリとした印象になるでしょう。

逆三角形

顔全体がシャープに見えがちな逆三角形の輪郭の方は、眉山を丸みのある曲線に仕上げるのがおすすめです。柔和な雰囲気をプラスできるので、親しみのある印象になるでしょう。また眉山のない平行眉も、逆三角形の輪郭の方におすすめです。

ベース型

エラが目立ち、輪郭が角張っているベース型の方は、眉山をしっかり作った太めの眉毛が似合います。いわゆる「への字」型の眉毛にすることで、顔の縦幅の印象が強くなるため、顔全体のバランスが整うでしょう。

顔の横幅が気になる方は、眉尻をやや長くすると、エラの印象を目立ちにくくできます。

目と眉毛の距離がある場合のセルフケアの注意点

目と眉毛の距離がある場合にセルフケアをする際は、眉毛のそり過ぎに注意しましょう。

目と眉の距離を近づけるためには、眉毛の下側ではなく、上側をそって形を作る方が多いです。しかし上側をそり過ぎてしまうと、眉毛が細くなり過ぎてしまいます。眉毛がなくなっても元々眉毛が生えていた箇所の骨はそのままなので、そり過ぎると違和感のある仕上がりになりやすいです。理想の眉毛のアウトラインをしっかり描いた上で、はみ出した箇所だけをそるようにしてください。

またアイブロウペンシルで眉毛を描き足す際、描き過ぎてしまうと不自然な印象になってしまいます。慣れていないと太くなったり濃くなったりしてしまうことがあるので、鏡を見ながら慎重に描き足してください。

まとめ

目と眉毛の距離を縮めれば、見た目の印象が大きく変わります。目と眉の距離にお悩みの方は、ご紹介したマッサージやセルフケアを行ってみましょう。

ただしセルフケアは、注意して行わないと違和感のある仕上がりになってしまいます。ご自身で眉毛を整えるのが不安な方は、プロの眉毛ケアを受けてみるのもおすすめです。

メンズ専門の眉毛サロン「プラスエイト」では、目と眉毛の距離はもちろん、顔の輪郭や各パーツとのバランスを考えて、一人ひとりに合った眉スタイリングをご提供しています。理想の眉毛に整えて、見た目の印象をアップさせたい方はぜひプラスエイトにご来店ください。

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