メンズ眉毛ブログ

よく「人は見た目が9割」といわれますが、その根拠とされるのがメラビアンの法則です。メラビアンの法則は、コミュニケーションにおいて、視覚情報・聴覚情報・言語情報が及ぼす影響についての法則です。

メラビアンの法則は誤解されることが多いですが、決して「人は見た目が全て」というメッセージを伝える法則ではありません。

それでも、メラビアンの法則を踏まえて見た目を整えたり、表情豊かに会話をしたりすることで、相手により良い印象を与えられるでしょう。本記事では、メラビアンの法則の正しい意味や、見た目の印象を変えるコツを分かりやすく解説します。

メラビアンの法則とは？

メラビアンの法則は、心理学者のアルバート・メラビアンが1971年の著書『非言語コミュニケーション（Silent messages）』で提唱した法則です。7-38-55のルールや、3Vの法則と呼ばれることもあります。

メラビアンは、コミュニケーションの構成要素を視覚（Visual）、聴覚・声（Vocal）、言語（Verbal）に分け、3つの要素がコミュニケーションで及ぼす影響力を実験しました。

その結果、話し手の好意や反感などの感情と話す内容が矛盾していた場合、聞き手が話し手の感情を判断する際の視覚、聴覚・声、言語の影響力は以下の割合となりました。（※）

言語以外の要素の影響力が93%を占めていることから、日本では「人は見た目が9割」といわれる根拠の一つとされています。

ただし、この影響力とは、あくまで感情と話している内容に矛盾がある場合に、聞き手がどの要素で相手の感情を判断するかというものです。例えば、「よかったですね」と話しかけるとき、明るい表情で伝えた場合と暗い表情で伝えた場合では、聞き手の印象は大きく変わります。（※）

メラビアンの法則は、言語によるコミュニケーションには意味がなく、見た目や第一印象が全てだとする法則ではありません。感情は、言葉よりも視覚や聴覚・声などによって伝わりやすいことを示しているのがメラビアンの法則です。近年では、厚生労働省が公開しているリーダーシップに関する資料（※）でも、メラビアンの法則に触れています。

見た目だけが重要ということではなくとも、コミュニケーションにおいて視覚や聴覚・声が大きな影響力を持つことに変わりはありません。例えば、ジェスチャー、表情、身だしなみ、態度、声の調子などの非言語的なコミュニケーションを改善することで、相手にもっと良い印象を与えられるようになるでしょう。

※出典：厚生労働省.「リーダーシップを発揮しよう」P28.

相手に良い印象を与えるためのコツ

メラビアンの法則を踏まえて、印象をアップさせるためのコツは以下の3つです。
 
・身だしなみに気を配る
・美しい姿勢を維持する
・表情豊かに会話する

相手に自分の気持ちをしっかりと伝えるには、身だしなみや姿勢、話しているときの表情に気を配る必要があります。相手が見た目に違和感を覚えた場合、一生懸命会話をしても良い印象にはならないかもしれません。特に初対面の人と話すときは、身だしなみなどに気を配ることで好印象につながります。

身だしなみに気を配る

まずは身だしなみに気を配りましょう。身だしなみがだらしなかったり、清潔感がないと、相手に不快感を与えてしまう可能性があります。最近はニオイが原因のスメルハラスメント（スメハラ）が問題視されるなど、ビジネスシーンでも身だしなみの重要性が改めて見直されています。

身だしなみといっても、どの部分から改善すればよいか分からない方もいるかもしれません。男性の場合は、以下の点に気をつけましょう。

・髪型やヘアスタイル
・眉毛
・ヒゲ
・服装（スーツ）
・靴
・カバン

TPOに合わせて適切な髪型や服装、靴、持ち物を選ぶことが大切です。

美しい姿勢を維持する

話しているときの姿勢も見た目の印象を左右します。いつも背中を丸めていたり、猫背や巻き肩になっていたりする人は、だらしない印象を与えてしまいます。頭頂部が上に引っ張られるイメージで、腹筋に力を入れて背筋をぴんと伸ばし、常に美しい姿勢を保ちましょう。

良い姿勢と悪い姿勢の違いは、以下のとおりです。

表情豊かに会話する

相手と話すときは、表情に気を配ってみましょう。印象を良くしたい場合は、表情豊かに話すことが大切です。

特に重要なのが笑顔です。普段から笑顔が多い人は、相手から好意的な印象を持たれやすく、良好な人間関係づくりにつながります。

メラビアンの法則のとおり、笑顔で「よかったですね」と話すときと、無表情で「よかったですね」と話すときでは、相手の印象が大きく変わります。コミュニケーションの際の表情に気を配り、視覚情報を通じて相手に良い印象を与えましょう。

見た目の印象を変えるなら、まず眉毛から

見た目の印象を変えたい場合は、まず眉毛を整えるのがおすすめです。眉毛は見た目の印象に大きく影響するパーツです。最近は女性だけでなく、男性を対象とした眉毛サロンも増えています。

眉毛は自分で整えるのが難しく、正しい整え方を知らない男性も少なくありません。ただ左右対象に整えればよいわけではなく、顔の筋肉の付き方を考慮し、一人ひとりの個性に合わせて眉毛をスタイリングする必要があります。

眉毛のお手入れに悩んでいる男性や、思い切って自分の見た目を変えてみたい男性は、メンズ眉毛サロンを利用してみましょう。自分にあったデザインの眉毛にスタイリングしてくれます。

メラビアンの法則の正しい意味を知り、見た目をきちんと整えよう

メラビアンの法則は、コミュニケーションにおいて視覚、聴覚・声、言語がどのように影響を及ぼすかを説明する法則です。アルバート・メラビアンの実験によると、人の印象を決めるのは、視覚が55％、聴覚・声が38％、言語が7％だとされています。

ただし、よく誤解されますがメラビアンの実験は「人は見た目が全て」であることを証明したわけではありません。コミュニケーションの齟齬をなくすには、話している内容と視覚や聴覚・声から得られる情報が一致していることが重要です。相手に自分の気持ちを伝えるために、メラビアンの法則の正しい意味を知って、身だしなみや姿勢、話しているときの表情などの非言語的なコミュニケーションを改善しましょう。

見た目の印象を変えたいときは、まずは眉毛を整えるのもおすすめです。メンズ眉毛専門サロンのプラスエイトは、蓄積した施術データに基づき、一人ひとりの骨格や筋肉の付き方に合わせて最適な眉毛のデザインを提案しています。眉毛のスタイリングに興味がある方は、ぜひプラスエイトにご相談ください。