眉毛のワックス脱毛とは?セルフとサロンの違い・やり方・持続期間を解説

眉毛のワックス脱毛とは?セルフとサロンの違い・やり方・持続期間を解説

眉毛のワックス脱毛とは、専用ワックスで眉周りの不要な毛を毛根から取り除く方法です。カミソリと違って毛根から処理するため、きれいな状態が3〜4週間ほど続きます。市販品でセルフも可能ですが、失敗すると数か月戻せないため、形を変えたい場合はサロンが安全です。

最近、眉毛をワックス脱毛する方が増えています。眉は剃ってもすぐに生えてきますが、ワックス脱毛なら根元から抜くためしばらく生えてきません。この記事では、ワックス脱毛の仕組みとメリットを整理したうえで、セルフとサロンの違い、それぞれのやり方まで解説します。

眉毛のワックス脱毛とは?

ワックス脱毛とは、眉毛の不要な箇所にワックスを塗り、不要な毛を毛根から抜き取る方法です。眉周りのムダ毛を一気に処理できるのが特徴で、毛根ごと処理するため即効性があります。

持続期間はおよそ3〜4週間で、この間はきれいな眉を維持できます。そのため、約1か月周期でのお手入れが目安になります。通うペースについては眉毛ワックス(ワキシング)の頻度はどのくらいが適切?効果・通うペース・眉毛サロンの選び方を解説で詳しく解説しています。

眉毛のワックス脱毛のメリット

眉毛のワックス脱毛には、次のようなメリットがあります。

  • 仕上がりがきれい:毛根から処理できるため、カミソリを使ったお手入れよりも輪郭がくっきり整います
  • 長持ちする:3〜4週間持続するため、日々の眉の手入れが短時間で済むようになります
  • 産毛まで処理できる:カミソリでは拾いにくい細い産毛もまとめて除去できます
  • 角質ケアが同時にできる:肌の古い角質も一緒に処理されるため、肌のトーンが明るく見えます
  • 剃り跡が残らない:カミソリのように青い剃り跡が出ないため、眉周りが自然に仕上がります

セルフとサロン、どちらを選ぶべき?【比較表】

ワックス脱毛は市販のキットでセルフでも行えますが、サロンとは仕上がり・リスク・費用が大きく異なります。判断の目安として整理しました。

項目 セルフ サロン
費用 キット代のみ(複数回使える) 1回あたりの施術料金がかかる
仕上がり ガイドライン次第。左右差が出やすい 骨格に合わせて設計。左右差も補正できる
失敗時のリスク 抜きすぎると1〜3か月戻せない。肌トラブルの可能性も 残す毛と抜く毛を事前に確認してから施術
持続 3〜4週間 3〜4週間
向いている人 今の形を維持したい人/眉周りの産毛だけ取りたい人 形を変えたい人/初めての人/左右差が気になる人

判断の目安はシンプルで、「今の形を保つならセルフ、形を変えるならサロン」です。形を変える工程では「どこまで残すか」の判断が仕上がりを決めますが、これは自分の顔を正面から客観視できないと難しく、セルフで最も失敗が起きやすい部分です。

なお、セルフ脱毛については国民生活センターにも相談が寄せられており、肌トラブルの事例が報告されています(※1)。初めて行う場合は、必ずパッチテストから始めてください。

サロンで眉毛のワックス脱毛をする場合の流れ

サロンでの施術は、次の7ステップで進みます。もし、なりたい眉毛のデザインがあれば、事前にスタッフへ伝えておきましょう。

  1. 眉のデザインを描く:「こういう印象になりたい」という希望に合わせて形を決め、アイブロウペンシルでデザインを描きます。ここで残す部分と抜く部分を明確にします
  2. 境目のカットをする:描いたラインに沿って長い毛先をカットします。残すべき眉毛がワックスに絡んで抜けてしまわないようにするためです
  3. 余分な皮脂をふき取る:ワックスがしっかり毛に絡むよう、肌表面と眉毛の皮脂をふき取ります
  4. 眉周りの保湿・毛穴の緩和:肌が乾燥していると痛みや赤みが強く出やすいため、しっかり保湿します。プラスエイトでは毛穴をゆるめる「ウォーミングジェル」を使用し、脱毛中の痛みをやわらげています
  5. ワキシング:ワックスを眉周り全体に塗布し、乾いたところから一気に剥がします。古い角質や産毛も同時に処理されるため、眉のラインがくっきり浮かび上がります
  6. 細部を整える:ワックスで取り除けなかった細かい毛を毛抜きで処理し、ハサミで長さを整えます
  7. クーリングジェルで鎮静:最終確認後、冷たいジェルで肌を鎮静・抗菌して終了です

セルフでやる前にやるべき4つのこと

セルフで眉毛のワックス脱毛を行うときは、次の4つの下準備を怠らないようにしましょう。

1. 眉毛と肌の状態をチェック

ワックス脱毛の前に、以下の点をチェックしましょう。

  • 傷や吹き出物などの肌トラブルがないか
  • 脱毛したい眉毛の長さが1cm以上あるか
  • 日焼けをして間もない状態ではないか

眉毛が短いとうまく脱毛できないため、1cmほどまで伸びてくるのを待ちましょう。また、強い紫外線を浴びて日焼けをしている肌は刺激に敏感な状態です。日焼けから2週間は脱毛を控えることをおすすめします。

2. 理想の眉毛の形を明確にしておく

眉毛をどのようにスタイリングしたいのか、理想の太さや角度を明確にしておきましょう。印象の良い眉毛にするには、程良い太さで、あまり角度をつけないことがポイントです。眉毛は目と水平に近くなるほど柔和な印象になり、角度が鋭角になると意志の強さやきつい印象を与えます。

3. 洗顔で肌の汚れを落とす

脱毛箇所の周辺が汚れていたり皮脂が浮いていたりすると、うまく脱毛できません。毛穴に雑菌が入り炎症を起こしてしまう場合もあるため、脱毛前は洗顔で肌を清潔にしておきましょう。洗顔後は化粧水で肌を整え、表面が乾くのを待ちます。余分な油分が付着してしまうため、乳液や保湿クリームは使用しません。

4. 使用するワックスのパッチテストを行う

事前に腕などでパッチテストをして、肌に赤みが出れば、そのワックスは肌に合わないということです。違和感があれば使用を控えて、別成分のワックスを使用するようにしましょう。このステップを飛ばして顔に使うのが、最も多いトラブルの原因です。

市販の眉用ワックスの選び方

セルフで行う場合、仕上がりを左右するのはテクニックよりもワックスの種類選びです。眉は皮膚が薄く範囲も狭いため、体用の製品をそのまま使うと失敗しやすくなります。

種類 特徴 眉への向き
ハードワックス 塗って固まったらシートを使わず直接剥がす。毛だけを掴む ◎ 肌への負担が最も少なく、細かい範囲を狙える
ソフトワックス(シート式) 専用シートを貼って剥がす。広範囲を一度に処理できる ○ 使えるが、角質も一緒に取れるため肌負担はやや大きい
ボディ用ワックス 腕・脚などの広範囲向けに作られている △ 顔への使用を想定していない製品は避ける

選ぶときのポイントは次の3点です。

  • 「顔・眉に使用可」と明記されているかを必ず確認する。記載がない製品は使わない
  • スパチュラが細いものを選ぶ。眉のアウトラインは数ミリ単位なので、幅の広いヘラでは狙った位置に塗れません
  • 少量パッケージから試す。肌に合うかどうかは使ってみないとわからないため、まずは小容量で

セルフでワックス脱毛をする5つの手順

セルフでワックス脱毛をする5つの手順

準備が整ったら、いよいよワックス脱毛に取り掛かりましょう。用意するものは以下のとおりです。

  • アイブロウペンシル(ガイドラインがわかりやすいもの)
  • 眉毛用コーム
  • 眉毛用ハサミ
  • 化粧水
  • 脱毛ワックス
  • スパチュラ

前髪が長い人はダッカールやヘアピンを用意し、邪魔にならないよう留めておきましょう。

1. アイブロウペンシルでガイドラインを描く

まずは眉毛用コームで毛の流れを整えたのち、アイブロウペンシルでなりたい眉毛デザインの輪郭を描いていきます。輪郭の外側を脱毛すると眉毛が整うように、ガイドラインを描いていくのがおすすめです。左右の形がバラバラにならないよう、鏡で確認しながら丁寧に行いましょう。

2. 毛の流れに沿ってワックスを塗る

ワックスはゆるすぎるとうまく剥がれません。スパチュラを入れたときに少し固さを感じながらも、しっかりすくい取れる程度がベストです。ゆるすぎる場合は冷蔵庫に入れ、固すぎる場合は湯煎などで温めて調整しましょう。

調整が終わったら、ガイドラインの外側にワックスを塗ります。毛の流れに沿って少しずつ塗るのがポイントです。塗り終わったら専用シートを貼りつけ、全体を手で押さえて肌と密着させます。

3. シート(ワックス)を肌の平行方向に剥がす

シートが肌にぴったり密着していることを確認したら、皮膚がピンと張るようにしっかり押さえ、毛先から根元に向かって肌と水平になるように剥がします。ためらわずに一気に剥がすのがポイントです。上に持ち上げるように剥がすと、眉毛がうまく抜けずに残ってしまいます。

4. 脱毛後は化粧水でアフターケア

脱毛箇所はワックスを剥がした刺激でデリケートな状態です。清潔な手で化粧水をたっぷり塗りましょう。アフターケアを怠ると毛穴が開いたままになり、埋没毛や炎症を引き起こすことがあります。化粧水は保湿力が高く、刺激の少ないタイプがおすすめです。

5. 眉毛の長さを整える

肌が落ち着くのを待ったら、再びコームで眉毛を整え、極端に長い毛をハサミでカットします。これで眉毛のワックス脱毛は完了です。カットの詳しいやり方はメンズ眉毛カットの正しいやり方|ハサミでの切り方・整え方をプロが解説をご覧ください。

セルフでよくある失敗と対処法

セルフのワックス脱毛でつまずきやすいのは、次の4パターンです。いずれも原因がはっきりしているため、事前に知っておけば防げます。

症状 主な原因 対処
毛が抜けず残ってしまう ワックスがゆるい/毛が1cm未満/剥がす方向が上向き 同じ場所に重ねて塗らず、残った毛は毛抜きで処理する
残すはずの毛まで抜けた ガイドラインが曖昧/長い毛を先にカットしていない アイブロウで描き足して補う。生えそろうまで1〜3か月
赤みが出る・ヒリヒリする 保湿不足/日焼け後/同じ箇所を繰り返し処理した 冷やしてから低刺激の化粧水で保湿。数日は触らない
左右の形が揃わない 片側ずつ完成させてから反対側に移った 左右を少しずつ交互に進める。合わせようと切り足さない

特に多いのが最後の「左右が揃わない」です。片側を完成させてからもう片側に移ると、必ず後から処理したほうに合わせて切り足すことになり、両方どんどん細くなります。左右を交互に少しずつ進めるだけで、この失敗は大きく減らせます。

また、赤みが出た場合に同じ箇所をやり直すのは避けてください。抜けきらなかった毛が気になっても、その日は毛抜きで対応し、ワックスの重ね塗りはしないでください。

眉毛のワックス脱毛をおすすめできない方

ワックス脱毛をおすすめできない場合もあるため、事前にチェックしておきましょう。

次に当てはまる方はワックス脱毛を控えてください

・肌が弱い方(一気に毛を引き抜くため、肌への負担がゼロではありません)
・皮膚疾患がある方(施術を受けられない場合があります)
・日焼け直後の方(2週間は空けてください)
・眉周りに傷・吹き出物がある方
・肌が敏感になる薬を使用中の方(医師にご確認ください)

肌が弱い方、またワックス脱毛に不安がある方は、ハサミやアイブロウを使って整える方法がおすすめです。具体的な方法はメンズ眉毛の整え方|初心者でも失敗しない簡単5ステップで紹介しています。

仕上がり重視ならプラスエイトのワキシング

「眉毛をワックス脱毛で整えたいけど、セルフは自信がない」という場合は、眉毛の専門サロンがおすすめです。

前述のとおり、セルフで最も失敗しやすいのは「どこまで残すか」の判断です。ワックス脱毛は毛根から抜くため、一度抜きすぎると1〜3か月は戻せません。だからこそ、形を変えたいときほど最初の1回はプロに任せる価値があります。

メンズ眉毛専門サロン「プラスエイト」では、カウンセリングで骨格・輪郭・顔全体のバランスを確認したうえでデザインを決め、残す毛と抜く毛を事前にすり合わせてから施術します。施術後は、次回までに自分で触ってよい範囲もお伝えするため、セルフで崩してしまうリスクを減らせます。

プラスエイトのワキシングは初回4,500円(税込)から。ウォーミングジェルで痛みをやわらげ、仕上げまで一貫して行います。
プラスエイトのメンズ眉毛デザインメニューはこちら

眉毛のワックス脱毛に関するよくある質問

眉毛のワックス脱毛はどのくらい持ちますか?

およそ3〜4週間です。カミソリと違って毛根から抜くため、生えそろうまでに時間がかかります。そのため、きれいな状態を保ちたい場合は1か月に1回程度のペースが目安になります。

眉毛のワックス脱毛は痛いですか?

毛を根元から抜くため、まったく痛みがないわけではありません。ただし一瞬で終わるうえ、事前に保湿して毛穴をゆるめておくことで痛みは大きくやわらぎます。肌が乾燥していると痛みや赤みが強く出やすいため、下準備が重要です。

眉毛が短くてもワックス脱毛できますか?

1cm程度の長さが必要です。短すぎるとワックスが毛を掴めず、うまく抜けません。直前に眉毛を短くカットしてしまうと施術できない場合があるため、サロンに行く前は伸ばしたままにしておくのがおすすめです。

ワックス脱毛を続けると眉毛は生えなくなりますか?

永久脱毛ではないため、通常は生えてきます。ただし同じ箇所を長期間にわたって繰り返し抜き続けると、毛が細くなったり生えにくくなったりする場合があります。眉毛の形は流行や年齢で見直したくなることがあるため、必要以上に広い範囲を継続的に抜くのは避けたほうが安心です。

セルフと眉毛サロン、どちらがいいですか?

今の形を維持したいだけならセルフでも十分ですが、形を変えたい場合や初めての場合はサロンをおすすめします。形を変える工程では「どこまで残すか」の判断が仕上がりを左右しますが、自分の顔を正面から客観視するのは難しく、抜きすぎると1〜3か月戻せないためです。

眉毛のワックス脱毛は下準備とアフターケアが重要

眉毛をワックス脱毛で整える際は、肌にトラブルがないか、眉毛は脱毛できる長さなのかという状態のチェックと、理想の眉毛の形を明確にしておくことがポイントです。脱毛後は十分に保湿ケアをし、ダメージを負った肌を整えてあげましょう。

セルフでのお手入れは低コストですが、抜きすぎると1〜3か月は戻せません。今の形を維持するならセルフ、形を変えたいならサロンと使い分けるのが現実的です。

自分で行う自信がない、仕上がりを重視したいという方は、眉毛の専門サロンでの施術を検討してみてください。

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参考出典:
※1 国民生活センター「脱毛(除毛・脱毛ワックス・セルフ脱毛)による危害・トラブル事例の増加について」
※2 資生堂 Beauty Journey「【男性向け眉毛の整え方】基本のカット方法&描き方」

山岸

編集者

山岸

店舗管理チーフディレクター

アイブロウランク:トップアイブロウデザイナー

本村

監修者

本村

技術チーフディレクター

アイブロウランク:トップアイブロウデザイナー

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